エンジニアブーツといわれている語源の通り、当時の技術者、労働者が
着用していた物が語源になっているのがこのスタイルです。
ブルーカラー(工場労働者)や退役軍人がそのままバイクに股がって
象徴化した物に、安全性や装飾性の為にリフレクターやスタッズを施した物も
ありました。
こんなシンプルなデザインと用途なのに、それよりも遥かに深い魅力がある事は
皆様も御察しかと思います。
戦前、戦後アメリカで広く衣料品等に用いられていた馬革。
昨今の日本ではとても人気がある為、ある程度簡単に入手出来る様になりました。
しかしながら牛や豚の様にそれ程食用や他の役割面で使用されていない素材の為、
少し前までそれ程出回っていませんでした。
先人方々はその難業をクリアして世界の賞賛を得ていった事と御察し致します。
そして私の場合も長靴に適応する厚さ、硬さまたは品質面で多少手こずりました。
馬革の主な特性は柔らかさと軽さといわれています。
このエンジニアはラバーハーフソールを装着せずレザーだけのソールなので
とても軽量です。
ブーツの製法の面では複雑に手の込んだブラックラピド製法よりも当時から既に
頻繁に導入されていた簡素的なグッドイヤー製法を選びました。
その理由はやはりグッドイヤーの方がある程度合理的にソールの張り替えをやって
頂けるからです。
それも数回張り替えてもらっても日常的に着用し続けて頂ける様です。
(いつかビンテージの様に釘を使ったブラックラピド製法に挑戦させて頂く時が
来たらと思っておりますが、それ程簡単ではない様です。)
その他の資材ですが、偶然に出張先のアメリカでデッドストックのキャッツパウを
入手致しました。
デッドストックの為、数に限りがありますがクラフトライトの製品の
張り替え希望の方、またこれから作る靴にも可能な限り装着させて
頂きたいと思っております。
¥72736 (税抜き¥67349)国内送料無料
サイズ US71/2, 81/2, 91/2, 101/2, 111/2, 121/2
グッドイヤー製法 日本製
その他不明の点がありましたらご連絡を下さい。
どうぞ宜しくお願い致します。
どうぞ宜しくお願い致します。
馬革(臀部と背中)黒色
甲部クリンプ 折り印
金メッキ鉄製美錠
レザーソール
土踏まず部ペグ補強とレザー重層ヒール
米国デッドストックキャッツパウヒール
甲部染料染めと踵、筒部とストラップ部顔料染め
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