2015年4月20日月曜日

現地アメリカの確立した一つのシーン

4月の第1週に米国ラスベガスの大型カジノホテルで行なわれたフェス、
Viva Las Vegas 18にその前夜祭での小社の展示もあった為、出向いて参りました。

ここ数年はVLVに毎年参加させてもらっていて、今年は例年よりも客足が鈍かった
感もあったのですが、それでも室内と屋外合わせれば2.5万人以上の観客が足を
運ばれていた様です。その中にはこのイベントで新しく知り合う方々や、
毎年この時だけに会う友人もおり、私自身もとても楽しい週末を過ごさせて
もらっております。

水曜の前夜祭から始まり日曜の夜、月曜の早朝迄、毎日朝方まで延々と続く
ウイークエンダーで、ホテル内の音楽は新旧、世界各地から参加している
このジャンルの数多くのバンドとDJ、そして土曜の午前から夕方まで1日だけの
野外ホットロッドとカーショー、数バンド出演の特設ステージ音楽フェスの
プログラムを中心にその週末には食事、バー、ギャンブル、服やCDショッピング、
タトゥー、バーレスクショー、ミスコンテスト、ファッションショー、
ダンスコンテスト、ボーリング等と米国の休暇イースターホリデーの週末を
過ごす為にホテル全体が50sのテーマパークと化します。

やはりアメリカはホットロッド、カークラブの影響もありこのジャンルのシーンの
人口が増え続けている空気を今まだ感じる事が出来ます。

また服装、スタイル面でもアメリカでは50sビンテージ、ギャバジンシーンは既に
確立されているだけでなく年をおうごとに勢いを強めている様です。
また日本、英国は勿論、カナダそしてドイツ、フランス、スペイン、
オーストラリアの熱狂的なファンの方々のビンテージの探求もこれからも
続いていく事は間違いなく、その他諸国でもこのシーンは拡大してきている様です。

勿論、ここアメリカでも品質の高い日本のリプロダクトの人気と地位は揺るぎ
ありません。
また近年は米国製にこだわらなくても品質がとても良く、価格でも販売しやすさを
帯びたアメリカの製品を多く目にする様になりました。

アメリカの50sシーン、特に上辺だけではない音楽と服装、スタイルはこれからも
盛り上っていくのは間違いない様です。

Viva Las Vegas 18

Viva Las Vegas 前夜祭

アメリカカリフォルニアの50sビンテージスタイル
Tony Vida   Optician   San Francisco, California


Brandon "Bud" Amato   Tattooist&DJ   Los Angeles, California